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イノベーターとしての生き方、働き方、思考法 ~イノベーションのDNAに学ぶ~

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今日はまた仰々しいタイトルでブログを更新します。

 

さて、早速ですが「イノベーター」と聞くと、なんだかとんでもないことをする人と思ってませんか?

よく、世に言われるイノベーターの代表格といえば、近年ではスティーブジョブズや、ジェフベソス、少し遡るとエジソン
日本ではホリエモンや、孫さん、三木谷さん、イチロー、古くは坂本龍馬などが思い浮かぶでしょうか。

上に挙げたような人物は確かに「歴史に名を残すほどの偉業」をした超スゴい人だと思いますが
イノベーター ≒ 歴史の教科書に乗る人ではありません。

今日はイノベーションについて、もう少し身近に、もう少し実践的に考えてみようと思っています。

潜在的には誰しもがイノベーターとしての可能性を持っている
潜在的には誰しもがイノベーターとしての可能性を持っていると言える・・・

イノベーションとは、、、語弊を恐れず書いてみると
「新しい素晴らしいことやものの発見と実践」という風に言い換えられるかと思います。
「今と同じやり方をしていたら到達できない」こんな状態を打破することがイノベーションです。
それを自ら引き起こすため、思考法のトレーニングをすることで、後天的に能力開発が可能です。

今日は『イノベーションのDNA』という、私が何度も読んできた書籍を紹介しながら
今この瞬間、この時代に働くすべての潜在的イノベータに必要なスキルを考えてみます。
書籍では、イノベータに必要な5つのスキルとして以下の能力を定義しています。

1、関連づける力
2、質問力
3、観察力
4、ネットワーク力
5、実験力

この5つは、米国のイノベーティブな起業家、CEOに対する調査をベースに導き出されました。
8年に及ぶ調査・分析に基づき、5つに定義されています。

そして、書籍ではこれらの能力は
後天的に開発をしていくことが出来る能力であるということを強調しています。

身近な尊敬するビジネスパーソンを思い浮かべて見てください。
おそらくこの5つの能力を大小の差はあれど持っているのではないでしょうか?

一つ一つのスキルと、その必要性を改めてここに書いてみようと思います。

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1、関連づける力

多様なビジネスのあり方が本当に自由に展開しやすくなってきているといえると思います。

 

例えば、空き家問題と、O to Oマーケティングを組み合わせてAir B and Bのようなサービスを開発したりすること。
一見、不利に働くような状況を逆にビジネスチャンスに変えてしまう能力ではないかと考えています。

 

意外な組み合わせが新しい市場を生み出す
意外な組み合わせが新しい市場を生み出す

 

逆境に打ち勝つためには

複眼的な思考によって逆張りする方向性を見出すことが不可欠です。

 

「風が吹けば、桶屋が儲かる」ではないですが
既存の枠組みに囚われない発想の転換をする、というとわかりやすいかもしれません。

その人がいなかったら繋がらなかった点と点を、旧来の考え方に縛られずに関連付ける

薩長同盟ほど大それた例もありますが・・・想像力を巡らしてみしょう!
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2、質問力

ひとつの事象を目の当たりにしたときに

そこからどれだけ多くを学ぶことが出来るかということに繋がってくるスキルかと思います。

 

破壊的イノベーターは、いつでも貪欲に学び続けるものです。

ひとつの経験を百倍に活かす力
ひとつの経験を百倍に活かす力

 

例)「なぜ、業績不振に対するアプローチは失敗したのか?」

質問力のスキルが上がれば上がるほど、「失敗」からどれだけのことを生み出せるかが変わってきます。
ひとつの事例から、より多くの価値を生み出すために質問力は重要です。

・営業手法が間違っていたのか?
・ターゲティング戦略が」ずれていたのか?
・営業マンのモチベーションは適切に管理されていたか?
・競合社の状況は?
・顧客満足度が落ちているのか?
・サービス提供コストの圧迫の主因はなにか?
・販促コストの圧縮の効果はポジティブだったか? etc.

質問をひとつでも多く出せることが、そのまま視野の広さになるといっても過言ではありません。
このことは、営業畑出身のビジネスマンなら誰しもが教わったはずです。

「ひとつの商品を見たら、7つの質問を瞬時にしてみなさい」
最初は、5W2Hのような質問からトレーニングするのがいいでしょう。

日常的なトレーニングに落とし込むとこうなります。

七味の瓶を手に取ったとき
「なぜ、赤色のパッケージにしたのか。値段は妥当か?流通ルートは?他社比較での強みは?成分はどのように調達しているのか?7つの薬味の構成比率は?市場は伸びているのか?」

●「質問をしてみること≒本気で興味を持つこと」

少し乱暴に書いていますが
いつでもどこにいても、一つ一つのことを真剣に考え、興味を持つことで
質問力は飛躍的に向上します。

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3、観察力

質問力に近いですが
「イノベーションを引き起こすための観察力」ではどんなことを意識したらいいと思いますか?

ビジネスの世界において重要なことは
「ニーズの本質的な発生元を観察する」という言葉で表現できると考えています。

 

本質を見極める観察力は着想を柔軟にする
本質を見極める観察力は着想を柔軟にする

 

例えば、「1杯5000円もするビールが売れまくっている」ような状況があったとして
1杯のビールにどのようなアプローチで付加価値を与え、ニーズを喚起しているのかということを
サービス提供側と、実際にそのビールを飲む顧客と、その周辺環境を観察することで

「40代以下の若めの経営層にとって、腹を割って話せる相手が少ないのかもしれない」
というような仮説を導き出したり出来るわけです。

 

そして新たな仮説にあわせて次なる観察を続けます・・・

 

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4、ネットワーク力

ここでいうネットワーク力とは一般的に言う「人脈」とは異質なものと考えてください。

イノベーションを引き起こすための、「新しい視点」を提供してくれる人や団体との繋がりのことを指します。

人間はどうしても自分の目で見たこと、肌で経験したことに囚われ
過去の成功体験にすがろうとするものですが

そこをいかに飛び越えていくかが重要なのではないかと私は考えます。

すなわちこんなことをネットワーキングを通じて実践することです。
自分と異なる視点や考え方を得るためには、実際にそのような別の立場にいる人と
話をすることがもっとも近道だからです。

・社長業を行いながら、従業員としての視線を持ち人事評価をすること
・公務員として働きながら、最新のマーケティング手法について学ぶこと
・専門職としてのキャリアを持ちながら、総合職の悩みについて知ること
・従業員でありながら、経営的視点での判断を行うこと
上記のような例は、「良く聞くいいビジネスマン」の例として出してみましたが
これを実践することは容易ではありません。

単に会話を行うだけではなく
まったく立場の異なる相手と同じ立場に立ち(立ったつもりで)自分と異なる意見を知るために貪欲になるということです。
社長さんの名刺をたくさん集めるだけの人脈力とは毛色が違います。

イノベーションを引き起こすためのネットワーク力を意識しだすと
コミュニケーション手法が根本から変わることもあると思います。
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5、実験力

あらゆるイノベータが実験を日常的、恒常的に繰り返し続けています。

ここでは、実験といえばあの人の名言を引き合いに出してみながら
いかに意識してさまざまな実験を行うことが重要かを考えてみます。

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私は失敗したことがない。
ただ、1万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ。

私たちの最大の弱点は諦めることにある。
成功するのに最も確実な方法は、
常にもう一回だけ試してみることだ。

絶えず変化を求める気持ちと不満こそが、
進歩するために最初に必要となるものである。

byトーマス・エジソン

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エジソンの名言だけにとどまらず
なんとなく、世に言う名言や格言の類って

「なんか屁理屈っぽい」と感じたことはありませんか?

「失敗じゃなくて、うまくいかない方法の発見だ」とか言うことを
その辺の営業成績の悪い営業マンが言ってたら同じようには感じないはずですよね。

まぁ、それはいいとして
「同じことを別の言い方で表現する」これってすでにイノベーティブな要素に溢れています。

屁理屈と言ってしまうのは、「同じ方向・見地からしか事象を捉えられていない頭の固い人」
「そんな見方があるのか!斬新!」と素直に、柔軟に受け止めてみる姿勢がイノベーションに繋がると感じます。

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イノベーターのDNAで定義づける

5つのスキルについて改めて列挙

  1. 関連づける力
  2. 質問力
  3. 観察力
  4. ネットワーク力
  5. 実験力

 

これらの力は、遺伝によって獲得するスキルではなく

後天的なトレーニングにより開発される部分が多い能力とあります。
「イノベーターになる」というような話をすると
「起業でもするの?どんな面白いビジネスアイデア?」などという質問が返ってくることが多いですが

イノベーションとは「現状の打破」だと私は考えていますので

もっと身近に、例えば「会社でのランチの習慣を変える」とかそういうこととか。
そんな「日常の一挙手一投足」の中にイノベーションの可能性が潜んでいることを
「意識を変えるだけで人生が変わるかも知れない」という壮大な仮説の実験のひとつとして
ここに書いて、発信してみる次第であります。

 

ブログの更新、超久しぶりでしたーww

ちょこちょこ、がんばってみますかね。

2016年1月12日 恵比寿にて